やる気に頼らない

こんにちは。Hotateです。

税理士試験の勉強を進めていく上で、やる気には頼らないことを心掛けたいと思います。

やる気は無くなる

  大森健史著『日本のシン富裕層』(朝日新書)という本の中で富裕層から聞いた話として、

モチベーションは無駄に使うと減少する。

という話が出てきます。この話の中では、「とりあえず資格の勉強を始めるのは下策」と言われています。徒にやる気を削るからです。これは、良い指摘です。私が税理士試験を受けるのは、税理士なるためではなく、私自身に残った宿題を済ませ、やり残したことに対するモヤモヤした気持ちを消すためなので、とりあえず資格の勉強を始めると同じ類のものです。単なる自己満足です。この指摘を私に当てはめて考えると、モチベーション、つまり、やる気に頼って勉強していると、やる気は減少、低下していくので勉強の継続が困難になるということです。

出ないやる気を出そうとするストレス

 やる気に満ち溢れていたのに、やる気が低下してきたとき、自己嫌悪に陥りませんか?私は、これまで何度も経験したことがあります。自己嫌悪に陥り、自分を叱咤激励してみたところで、やる気が出ないときは、どう頑張ってもやる気は沸いてきません。ときに時間が経つと勝手にやる気が回復してきたりするので、やる気を無理に起こすそう精神力時間や費やすのは、無駄ではないでしょうか。しかも、出てほしいやる気が出ないことは、とても不快であり、ストレスになります。

やる気を出さなくてもできることがある

 落ち着いて考えてみれば、やる気を出さなくても、できること、日々行っていることは実は沢山あります。小さなことでは、歯磨き、着替え、(人によるかもしれないですが)掃除等々。人によって差があると思いますが、それなりの経験を持つサラーリマンであれば、仕事においても、例えばルーティンのような仕事は、やる気を出さなくても自然体で処理しているはずです。ということは、世の中にはやる気を出さなくても、できることがあるのです。このような「やる気を出さなくてもできること」というカテゴリーに税理士試験の勉強を入れることができれば、私のような不純な動機でも、試験勉強を続け、税理士試験に合格することができるのではないかと思います。

それでは、どうすれば「やる気を出さなくてもできること」カテゴリーに税理士試験の勉強を入れていくのかという論点について、考える必要があると思いますが、それはまたの機会に書きたいと思います。

それでは失礼します。

税理士試験独学部
この記事を書いた人
Hotate

独学で税理士試験5科目合格を目指している者。某公務員から税理士になろうと、公務員から公務員へと転職。中途採用で税務署職員となる。税務職員として、実際に多くの税理士を目の当たりにして、税理士になることを断念。2年税務署で働いてから、民間へと転職。現在に至る。現在30代後半。税理士になることは諦めたが、過去の自分の選択に区切りを付けるため、税理士試験に合格したいと思っている。税理士にならないのに税理士試験を受けようとしている、不合理な自分の考えをブログに記録して、日々自分を見つめ直そうとしている。Hotateは昔の飼い猫の名前。

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