簿記は体で覚える

 こんにちは。Hotateです。

 簿記の勉強で役に立ったこと、大切にしていることを書きます。それは簿記は体で覚えるということです。別に私が編み出した方法ではなく、あらゆるところで言われていることです。私も、これは非常に重要なことだと思っています。重要過ぎて、私自身改めて心に留め、反芻するべく書きます。

まずは頭で理解する

 初めは、お勉強の段階です。頭で理解します。なぜそうなるのか?どういう意味なのか?それぞれの用語は何を指しているのか?を理解します。初めての段階で完璧に理解できればいいのですが、中々難しいので、大まかに何を意味しているのか、何を言っているのか分かる程度に理解します。この段階で、覚えることができれば、それに越したことはありませんが、どうせ問題を解いているうちに覚えられるので、あまり細部にこだわらず、とにかく大枠をつかむことが大事だと思います。

やってみる

 その次は、手を動かして、とりあえず自分でやってみるということがとても大事です。全く手も足も出ないときは、とりあえず少し考えてみてから、答を見て、書き写してもいいと思います。とにかく自分の手で書く、仕訳を書く、実際に電卓を叩くということが大事です。難しい問題であればあるほど、同じ問題を何度も解くのが効果的です。これは仕事と似ています。いくらマニュアルを読んだり説明を聞いても中々身に付きませんが、実際にトライしてみて、怒られたり、失敗したりしながら、何度も繰り返すと、自分の血肉になります。簿記も一緒だと思います。とにかく問題を解くに限ります。

ときに立ち止まる

 問題を解いていると、この用語の定義は何だか理解できていない、前の論点と類似しているけど違いが分かるような分からないような…という理解が曖昧なところが色々と出てきます。そのときは、その説明が書いてあるところに立ち戻ります。分からないという問題意識を持って、意図的に調べると、理解も深まりますし、知識の定着度が高まります。

そしてまたやってみる

 そして、また実践です。問題を解きます。このサイクルは無敵です。簿記の試験は、どんどん回答していく必要がありますし、深く考えて回答するような試験ではないので、ある程度反射的に回答していけるように問題演習を重ねます。

このようなプロセスで体で簿記を習得すれば、勉強のストレスも少ないですし、理解も深まりますし、何よりも簿記の試験に受かります。私はまだ1級勉強中の身ですが、このようなスタンスで2級までは比較的簡単に合格できた印象です。今回は、基本を疎かにすべからずとの自戒を込めて書きました。

それでは失礼します。

税理士試験独学部
この記事を書いた人
Hotate

独学で税理士試験5科目合格を目指している者。某公務員から税理士になろうと、公務員から公務員へと転職。中途採用で税務署職員となる。税務職員として、実際に多くの税理士を目の当たりにして、税理士になることを断念。2年税務署で働いてから、民間に転職。現在に至る。現在30代後半。税理士になることは諦めたが、過去の自分に区切りを付けるため、税理士試験に合格を目指している。Hotateは昔の飼い猫の名前。

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