簿記の3級と2級は予備校を利用した

 こんにちは。Hotateです。

 独学独学と強調している私ですが、簿記(日商簿記)の3級と2級の取得については、予備校を利用しました。それでもなお、もう予備校は利用しないと考えたことについて書いていきます。

予備校を利用した経緯

 簿記3級の勉強を始めたときには、幸運にも、職場で研修として予備校の講座を利用することできました。予備校の講座の説明は、とても分かりやすかったです。簿記を初めて学びましたが、特に抵抗感なく勉強をすることができました。研修を受けさせてくれた職場には感謝しています。

 簿記2級の勉強のときは、自主的に自腹で予備校の2級講座を受講しました。周囲から、簿記2級は、3級とは違う、難しいという話を聞いていましたので、簿記3級のときに予備校を利用して合格したのだから、同じ方法でアプローチした方がいいのではと思ったからです。上手くいった方法を変える必要はないと思ったのです。

自分で電卓を叩いて、なんぼの世界

 予備校の講座は分かりやすくてよかったのですが、結局、実力が伸びた要因は、とにかく自分で電卓を叩いて、繰り返し練習問題に取り組んだからでした。予備校の講座の中でも、自分で電卓を叩いて、練習問題を解くように指導されます。予備校講師の説明は、本当に上手でしたが、おさえるべき内容は教材に全て掲載されています。3級は、職場の研修だったので、流石に全て受講しましたが、自分で問題に取り組む時間をしっかり確保して勉強に取り組んでいました。2級は、基本的な説明のパートを全て受講した後、演習関係の授業は受講しませんでした。自分で問題を解けばいいやと感じてしまったので。だから、授業の復習を丁寧に行い、あとは予備校の過去問題を繰り返し何度も解いていました。

 2024年4月勉強開始、同年6月3級合格、同年12月2級合格(ネット試験)。最短ではないですが、全て1回の受験で合格しました。2級をネット試験で受講したのは、勉強の途中でモチベーションが下がった時期があったので、11月の紙の試験に出願しなかったからです。

簿記1級講座の受講について

 簿記1級についても、実は予備校の講座を申し込んだことがあります。割引や気の迷いもあり、簿記単体の講座や税理士講座ではなく、公認会計士講座のパッケージで申し込みました。しかし、簿記1級の講座を、2、3回見て失敗したなと思いました。講座を聞いている時間に、問題解いた方が効率がいいと思ってしまったのです。ということで、早期に講座の受講を断念して、予備校にキャンセルを申し入れ、返金してもらいました。駄目そうなら早く諦めて、自分が納得する方法で取り組んだ方がいいとの判断です。

 繰り返しになりますが、予備校の授業は分かりやすいです。ただ、目的は簿記の試験に合格することなので、自分で勉強して何とかなりそうなら、無理に予備校を使う必要はないと思います。私は、お金がもったいないから、無理に籍を置いて最後までとりあえず受講するタイプの人間ではありません。だから、簿記1級のときは、早めにキャンセルを申し出て払い戻しを受けました。自分の性格と経験を踏まえた賢明な判断だったと思います。独学で頑張ります。

 それでは失礼します。

税理士試験独学部
この記事を書いた人
Hotate

独学で税理士試験5科目合格を目指している者。某公務員から税理士になろうと、公務員から公務員へと転職。中途採用で税務署職員となる。税務職員として、実際に多くの税理士を目の当たりにして、税理士になることを断念。2年税務署で働いてから、民間に転職。現在に至る。現在30代後半。税理士になることは諦めたが、過去の自分に区切りを付けるため、税理士試験に合格を目指している。Hotateは昔の飼い猫の名前。

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